遺産 相続 配偶者
- 相続財産が不動産しかない場合の遺産分割について
相続財産が不動産しかない場合の遺産相続では、相続人の間で不動産をどのように分ければいいのかが問題となります。そこで、遺産分割の方法を3つご紹介します。 ■相続人の共有不動産にする不動産の権利を相続人全員で共有して持つ、共有分割という方法があります。権利関係が複雑になるというデメリットがあり、不動産を共有にすると、...
- 相続人は誰がなれる?法定相続人と法定相続分について
身近な方が亡くなったとき、残された財産は誰がどのくらい相続することができるのでしょうか。これらは、民法によって定められているので、基本的には民法の規定に従うことになります。まず、法定相続人の範囲をご説明します。故人の配偶者は常に相続人になります(内縁関係では相続人となることができません)。配偶者以外は、第1順位か...
- 信託・家族信託とは
これにより、遺産分割協議における紛争を生じさせずに済むという役割もあります。 もっとも、注意しなければいけないのは、家族信託契約はご本人の意思能力がしっかりしている時でないと結べないということです。既に認知症などにより意思能力が著しく低下、欠けている場合には、家族信託をすることはできません。このような場合は成年後...
- 相続対策を生前から考えることの重要性
相続が開始すると、相続人はさまざまな手続き・話し合いを経て法律関係を確定していかなければなりません。また、相続開始後は、本人はもちろん亡くなっているので、口を挟みたくても何も言うことができません。そこで、生前対策は、生前のうちから自己の遺志を確定し、周囲に知らせることができる点で重要だといえます。たとえば、自身が...
- 不動産相続に必要な書類と手続き
不動産相続に必要な書類と手続きをご紹介します。まず、個人の遺言書の有無を確認します。遺言書があった場合は、遺言書にしたがって遺産分割を行います。遺言書がない場合は、全ての相続人で話し合いをして、誰がどの遺産を受け取るのかを決定し、「遺産分割協議書」にまとめます。 相続財産の分割の方法が決まったら、法務局で不動産の...
- 相続における弁護士・税理士・不動産鑑定士の役割とは
人が亡くなったときに、亡くなった方(被相続人)の権利義務は親族(相続人)に承継されます(民法882条、896条)。この相続においては、多数の利害関係者間の対立によって問題が起こることがありますが、実は、起こる問題や相談の内容によって、相談しなければならない相手が異なります。今回は、相続を仕事の1つとしている弁護士...
- 相続税申告が必要になるケースと計算方法について
人が亡くなったとき、亡くなった方(被相続人)の財産や借金が相続人に対して承継されます(民法882条、896条)。相続時に承継される金額が一定以上の場合は、相続人は税務署に対して相続税を納めなければなりません。では、相続税はどのように計算されるのでしょうか。以下説明します。 1 財産額を計算するまずは、被相続人が遺...
- 相続放棄と限定承認の違い
法律上、被相続人が亡くなると、被相続人が有していた財産は、自動的に相続人に帰属するということとされています(民法896条)。ただし、私たちの意思を無視して相続を強制されるということではありません。私たちには、その相続財産を実際に相続するのかどうかを選択することができます。相続放棄や限定承認は、その選択肢のうちの一...
- 相続人による財産の使い込みが発覚した時の対応
被相続人の財産が、その親族や家族によって使い込まれてしまうことがあります。相続については、相続人間の感情的な争いが起こることは珍しくありません。特に財産の使い込みが発覚したような場合にはより争いが激化するということがあり得ます。使い込まれてしまった相続人は、返して欲しいと思うのが当然といえるでしょう。使い込みによ...
- 遺留分侵害額請求権とは
ただ、完全に自由ということになると、相続人側からするとどうでしょうか。例えば、家族には財産をほとんど相続させず、お世話になった友人に相続させるという内容の遺言があるような場合を想像してみてください。葬儀の費用や、当面の生活費などある程度の金銭が必要になりますが、このような遺言が許されてしまうと、葬儀すらも行えない...
- 遺産分割協議とは
遺産分割協議とは、相続人が複数いる共同相続の場合に、相続人間でどのように分割するかを協議して各相続人の単独財産にすることをいいます。遺産分割が終了するまでは、相続財産は相続人間の共有状態にありますが、遺産分割をするとその効力として、各相続人ははじめから単独で財産を承継したことになります。 遺産分割の方法は3つあり...
- 相続の対象となる財産と方法について
相続財産とは、亡くなった方(被相続人)から、相続人に承継される財産全てのことを指し、遺産ともいいます。相続財産は、プラスのものだけでなくマイナスのもの(借金など)も含みます。相続財産の例としては、不動産や預貯金、株式、借金などがあげられます。また、被相続人にのみ帰属する権利(一身専属権)や、祭祀物は相続財産に含ま...
- 相続手続きの流れと期間について
親やきょうだいなど、身近な方が亡くなった場合、相続とそれに伴う相続税申告の手続きが発生します。これらの手続きは専門的で難しいことが多く、また期限も決められているため、自力での解決が難しい手続きといえます。簡単に手続きの流れをご紹介します。 ①死亡届の提出などをする被相続人が死亡してからは直ちに、市区町村役所に死亡...
- 生前贈与とは
生前贈与の目的は、相続税の節税を見据えたものであることが多いです。平成27年に相続税に関する規定が改正となり、相続税の負担が増えてしまいました。そのため、正しく生前贈与を活用すれば節税により相続人の負担を減らすことができます。 もっとも贈与する際にも今度は贈与税がかかりますし、生前贈与をしたと思っても相続税の計算...
- 遺言書の作成・保管
当事務所では、相続全般に関するご相談から、相続税、不動産相続のご相談など、様々なご相談を承っております。香川県宇多津町、坂出市、丸亀市、高松市、善通寺市、多度津町、琴平町、まんのう町、観音寺市、三豊市ほか香川県全域、また近隣の徳島県、愛媛県にお住まいの方の、法的なお悩み解決のお手伝いをさせていただきます。お困りの...
- 遺言書の種類と効力
当事務所では、相続全般に関するご相談から、相続税、不動産相続のご相談など、様々なご相談を承っております。香川県宇多津町、坂出市、丸亀市、高松市、善通寺市、多度津町、琴平町、まんのう町、観音寺市、三豊市ほか香川県全域、また近隣の徳島県、愛媛県にお住まいの方の、法的なお悩み解決のお手伝いをさせていただきます。お困りの...
- 借地権の評価方法
借地権を相続する場合、借地権の価額によって相続税が発生します。それでは、借地権はどのように評価するのでしょうか。 ■借地権借地権の評価額を求める計算式は、以下の通りです。借地権の評価額=土地の更地としての評価額×借地権割合借地権割合とは、路線価図に記載されている一定の割合を指します。路線価図は、国税庁のホームペー...
- 借地権を相続・売却に必要な手続き
個人が借地権を持っていた場合、借地権も相続の対象になります。 ■借地権の相続に必要な手続き借地権の相続は、地主の承諾がなくても行うことができます。地主には、土地の賃借権を相続により取得したことを通知することで十分です。借地権を相続するにあたっては、相続人は土地の賃借権の登記名義変更手続きを行う必要があります。しか...
- 住宅ローンがある不動産を相続する
住宅ローンがある不動産を相続する場合、原則として債務としての相続の対象となるため、相続人へ住宅ローンも引き継がれますが、場合によっては住宅ローンを負担せずに相続を受けることもできます。以下に、その仕組みについてご説明します。 相続では、故人のすべての財産上の地位を相続人が受け継ぎます。したがって、財産だけでなく、...
- 不動産の評価はどのように決まる?
不動産を相続する場合、各相続人の相続分に応じて公平に分配するためには、不動産の評価額を知る必要があります。不動産の評価方法には、固定資産税評価額、路線価、時価などの評価方法があります。 ■固定資産税評価額固定資産税評価額とは、固定資産税の納税通知書に記載されている不動産の評価額で、すぐに確認できる金額になります。...
- 相続放棄を行った方が良いケースについて
「相続放棄」という言葉自体はご存知の方も多いかもしれません。しかし、具体的にどのような手続きなのか、どのようなメリットがあるのかまではご存知でない方が多いのではないでしょうか。ここでは、まず相続放棄とは何かを概観した上で、どのような場合に相続放棄をした方が良いといえるのかをみていきましょう。 ■相続放棄とはどのよ...
当事務所が提供する基礎知識/KNOWLEDGE
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配偶者居住権とはどん...
配偶者居住権とは、相続開始時に被相続人が所持していた建物を終身または一定期間配偶者に使用を認める権利のことをいいます。つまり、配偶者居住権とは、配偶者が住み慣れた同じ家に住み続けることのできる権利のことです。 […]
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相続税の配偶者控除と...
配偶者控除制度とは、亡くなった方(以下「被相続人」)から、その配偶者が遺産を相続する場合に、一定額までは相続税が課税されないという制度です。相続税は、被相続人から相続する財産の実際の遺産額に対して課税されますが、配偶者の […]
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相続財産が不動産しか...
相続財産が不動産しかない場合の遺産相続では、相続人の間で不動産をどのように分ければいいのかが問題となります。そこで、遺産分割の方法を3つご紹介します。 ■相続人の共有不動産にする不動産の権利を相続人全員で共有し […]
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不動産の評価はどのよ...
不動産を相続する場合、各相続人の相続分に応じて公平に分配するためには、不動産の評価額を知る必要があります。不動産の評価方法には、固定資産税評価額、路線価、時価などの評価方法があります。 ■固定資産税評価額固定資 […]
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相続手続きの流れと期...
親やきょうだいなど、身近な方が亡くなった場合、相続とそれに伴う相続税申告の手続きが発生します。これらの手続きは専門的で難しいことが多く、また期限も決められているため、自力での解決が難しい手続きといえます。簡単に手続きの流 […]
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相続における弁護士・...
人が亡くなったときに、亡くなった方(被相続人)の権利義務は親族(相続人)に承継されます(民法882条、896条)。この相続においては、多数の利害関係者間の対立によって問題が起こることがありますが、実は、起こる問題や相談の […]
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弁護士紹介/LAWYER
私は弁護士になる前、税務署職員として15年間、相続税の調査に従事し、100件を超える相続案件に接して参りました。その中で、遺産分割で揉めてしまい、多額の相続税を支払うことになってしまった方を数多く見てきました。
このことから、相続問題を真に解決するためには税務もわかる弁護士が必要だと痛感し、弁護士を目指しました。
また、相続税路線価の作成業務にも携わり、不動産鑑定士として不動産鑑定業に従事してきましたので、不動産の評価にも詳しいと自負しております。この経験を活かし、法務と税務のお悩みをワンストップで解決していきます。
弁護士 小松 真理(こまつ まり)-香川県弁護士会
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- 主な経歴
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- 香川県綾歌郡宇多津町生まれ
- 坂出市立東部中学校卒業
- 香川県立丸亀高等学校 卒業
- 奈良女子大学 文学部卒業
- 東京国税局入局
- 以後、東京国税局管内の税務署にて主に相続税を中心に税務行政に携わる。
- 不動産鑑定士 登録
- 司法修習(東京)
- マリトラスト税務法律事務所(香川県弁護士会登録) 開業
- マリトラスト不動産鑑定所 (公益社団法人香川県不動産鑑定士協会会員)開業
事務所概要/OFFICE
名称 | マリトラスト税務法律事務所 |
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代表弁護士 | 小松 真理(こまつ まり) |
所在地 | 〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町3565-1 |
電話番号/FAX番号 | TEL:0877-43-7682 / FAX:0877-43-7683 |
対応時間 | 平日9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能) |
定休日 | 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能) |