特別縁故者 とは

  • 法定相続人以外に遺産相続できる?特別縁故者について解説

    もっとも、法定相続人以外の者に遺産を譲ることは可能です。すなわち、遺言に基づいて法定相続人以外の者に対して財産の一部を譲渡したり、権利義務のすべてを譲り渡したりすることが可能です。前者を特定遺贈、後者を包括位増といいます。そのほか、法定相続人以外の者に対して、遺産を譲り渡す制度として、特別縁故者に対する相続財産の...

  • 信託・家族信託とは

    そもそも信託とは、自己の財産を自身が選んだ人に託し、管理・運用・継承してもらう制度のことをいいます。信託にもさまざまな種類があり、個人のための信託や法人のための信託、公益・福祉のための信託などがあります。特に家族信託というのは、老後における自己の財産を家族に管理してもらい、最終的には承継してもらうこともできます。...

  • 生前贈与とは

    生前贈与とは、その名の通り、自身の財産を生前に誰かに贈与することをいいます。生前贈与の目的は、相続税の節税を見据えたものであることが多いです。平成27年に相続税に関する規定が改正となり、相続税の負担が増えてしまいました。そのため、正しく生前贈与を活用すれば節税により相続人の負担を減らすことができます。 もっとも贈...

  • 遺言書の作成・保管

    しかし、遺言の内容自体を知られることはありません。そのため、第三者に内容を知られずに遺言をすることができます。この場合、公証人は遺言の内容そのものではなく、確かに遺言をしたという事実に対して保証をします。 遺言書作成でお困りの場合は、マリトラスト税務法律事務所までご相談ください。当事務所では、相続全般に関するご相...

  • 遺言書の種類と効力

    そのため、遺言者が生きているうちは何ら法的効果をもたらすものではなく、裁判上訴訟の対象になることはありません。そのため、遺言者が生きているうちに、当該遺言書の効力は無効だということを主張して裁判所に訴えを提起することはできないということになります。また、遺言書の内容は、遺言者自身も生きているうちは何度でも作り直し...

  • 相続対策を生前から考えることの重要性

    たとえば、自身が有している家を長女に相続させたいと考えていたとしても、何も意思表示を残しておかなければ、結果的には長女が家を相続することはできないかもしれません。そのため、生前のうちから家族信託を通じて、当該長女に家の管理を任せて承継させることもできます。もっとも、信託では対応できず、遺言でなければできないことも...

  • 借地権の評価方法

    借地権割合とは、路線価図に記載されている一定の割合を指します。路線価図は、国税庁のホームページで調べることができます。 ■定期借地権等定期借地等の価額は、原則として、課税時期において借地人に帰属する経済的利益およびその存続期間を基準に評価します。ただし、契約時から権利者に帰属する経済的利益に変化がないなどの理由で...

  • 不動産の評価はどのように決まる?

    固定資産税評価額とは、固定資産税の納税通知書に記載されている不動産の評価額で、すぐに確認できる金額になります。 ■路線価路線価とは、国が相続税贈与税の課税をするために定めた価格であり、都市部の土地であれば、ほとんどについて定められています。 ■時価時価とは、不動産を売却した場合にいくらになるのか、市場価格と照らし...

  • 相続における弁護士・税理士・不動産鑑定士の役割とは

    なお、弁護士に依頼することができた、遺産分割協議の資料を作成してもらうことなどは、それのみを税理士に依頼することはできないこともあるため、注意が必要です。 ③ 不動産鑑定士相続税額を計算するためには、まずは、被相続人の遺した財産を計算する必要があります。財産として最たる例が、土地建物といった不動産でしょう。この不...

  • 相続放棄と限定承認の違い

    相続放棄とは、文字通りに読めば、「相続を放棄すること」です。イメージとしてはこの通りですが、これを法的な観点から正確に理解しておくことで、実際に相続するかの選択に迫られた際に、適切な選択が可能になります。相続放棄は、「初めから相続人とならなかった」とみなされるという効果を持つものです(939条)。相続放棄をすると...

  • 相続放棄を行った方が良いケースについて

    ここでは、まず相続放棄とは何かを概観した上で、どのような場合に相続放棄をした方が良いといえるのかをみていきましょう。 ■相続放棄とはどのような手続なのか法律上、被相続人が亡くなると、被相続人が有していた財産は、直ちに相続人に帰属するということになっています(民法896条)。つまり、簡単に言い換えると、法律上は「自...

  • 相続人による財産の使い込みが発覚した時の対応

    相続については、相続人間の感情的な争いが起こることは珍しくありません。特に財産の使い込みが発覚したような場合にはより争いが激化するということがあり得ます。使い込まれてしまった相続人は、返して欲しいと思うのが当然といえるでしょう。使い込みによって、相続財産は減ってしまうからです。もちろん、法律上正当な理由なく使い込...

  • 遺留分侵害額請求権とは

    ■遺留分とは私たちは、死ぬ前に自分の財産を遺言によって処分することができます。ただ、完全に自由ということになると、相続人側からするとどうでしょうか。例えば、家族には財産をほとんど相続させず、お世話になった友人に相続させるという内容の遺言があるような場合を想像してみてください。葬儀の費用や、当面の生活費などある程度...

  • 遺産分割協議とは

    遺産分割協議とは、相続人が複数いる共同相続の場合に、相続人間でどのように分割するかを協議して各相続人の単独財産にすることをいいます。遺産分割が終了するまでは、相続財産は相続人間の共有状態にありますが、遺産分割をするとその効力として、各相続人ははじめから単独で財産を承継したことになります。 遺産分割の方法は3つあり...

  • 相続の対象となる財産と方法について

    相続財産とは、亡くなった方(被相続人)から、相続人に承継される財産全てのことを指し、遺産ともいいます。相続財産は、プラスのものだけでなくマイナスのもの(借金など)も含みます。相続財産の例としては、不動産や預貯金、株式、借金などがあげられます。また、被相続人にのみ帰属する権利(一身専属権)や、祭祀物は相続財産に含ま...

  • 相続人は誰がなれる?法定相続人と法定相続分について

    なお、相続放棄をするとはじめから相続人でなかったことになります。 次に、それぞれの相続人の法定相続分はどれくらいかをご説明します。①配偶者と第1順位者である子が相続人 配偶者1/2 子1/2②配偶者と第2順位である直系尊属が相続人 配偶者2/3 直系尊属1/3③配偶者と第3順位である兄弟姉妹が相続人 配偶者3/4...

  • 配偶者居住権とはどんな制度?

    配偶者居住権とは、相続開始時に被相続人が所持していた建物を終身または一定期間配偶者に使用を認める権利のことをいいます。つまり、配偶者居住権とは、配偶者が住み慣れた同じ家に住み続けることのできる権利のことです。 通常、相続において相続財産の大部分を占めることとなるのは土地や建物などの不動産である場合が大きいといえま...

  • 不動産のみの遺産分割協議書の作成方法

    そもそも、遺産分割協議書とは、亡くなった方(以下、「被相続人」)が遺言書を作成しなかった場合に、相続人間で遺産分割についての話合いを行い、その結果をまとめた書類のことです。この遺産分割協議書には、相続財産の帰属を記すので、不動産に限らず、預貯金、株式などのすべての財産について記載して作成します。しかし、不動産につ...

  • 成年後見制度とは?

    「成年後見制度」とは、認知症、精神障がいなどの理由で判断能力が不十分な場合に、本人の財産を守るために、支援することができる制度です。具体的には、不動産や預貯金などの管理をしたり、身の回りの介護サービスや介護施設へ入所するための契約を結んだり、自分に不利益な悪徳商法のような契約を締結を結び、被害に遭うことを防止する...

  • 相続税の配偶者控除とは?利用する際の注意点

    配偶者控除制度とは、亡くなった方(以下「被相続人」)から、その配偶者が遺産を相続する場合に、一定額までは相続税が課税されないという制度です。相続税は、被相続人から相続する財産の実際の遺産額に対して課税されますが、配偶者の場合には、実際に相続した額が、1億6000万円又は法定相続分に達するまでは、相続税が課されませ...

  • 連絡がとれない相続人がいる場合

    不在者財産管理人とは連絡がとれない相続人のかわりに財産を管理する人のこといいます。不在者財産管理人選任後の遺産分割協議については家庭裁判所の監督下で進めることになり、連絡がとれない相続人分の法定相続分も遵守しなければなりません。不在者財産管理人を選任した場合は遺産分割協議終了後においても、下記のような確認がとれる...

  • 葬儀費用は遺産から支払える?

    ■葬儀費用とは現在では一般葬儀や家族葬、社葬や団体葬など様々な種類の葬儀があり、おこなわれる葬儀の種類によって内容や金額に差があります。一般的には次のような費用が葬儀費用とされています。・遺骨の回送費用・死体の捜索費用・死体の運搬費用・葬式にかかる費用・火葬や埋葬にかかる費用・納骨にかかる費用・葬式や通夜の前後に...

  • 換価分割とは

    ■3つの遺産分割方法とは遺産の分割方法には3つの方法があり、それぞれの特徴を把握し自分たちにあった分割方法を選択していくことが重要です。 ・換価分割換価分割とは相続財産を売却することにより金銭化し、金銭にて分割する方法です。相続財産は株式や不動産など金銭以外が多くを占めるケースも珍しくありません。そのような場合に...

  • 相続税における土地評価額の計算方法|評価額を抑える方法はある?

    小規模宅地等の特例とは、被相続人の自宅や事業地路指定利用されていた宅地を相続した場合に、一定の要件の下、相続税評価額の減額を認めるものをいいます。同特例により、土地の相続税評価額の5割~8割の減額をすることができます。対象となる宅地と減額の割合は、・住居用に使用していた宅地・8割の減額・事業用として使用していた宅...

  • 家族信託は自分でできる?かかる費用や手続きの流れ、注意点など

    信託契約とは、「委託者」が財産を「受託者」に預け、運用・管理・処分をしてもらう契約をいいます。そのほかに、委託によって利益を得る人を「受益者」といいます。家族信託とは、自己が「委託者」となって、家族が「受託者」となる、信託をいい、営利を目的としない、民事信託の一種です。家族の高齢化による能力の低下や相続に伴うトラ...

当事務所が提供する基礎知識/KNOWLEDGE

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弁護士紹介/LAWYER

私は弁護士になる前、税務署職員として15年間、相続税の調査に従事し、100件を超える相続案件に接して参りました。その中で、遺産分割で揉めてしまい、多額の相続税を支払うことになってしまった方を数多く見てきました。

このことから、相続問題を真に解決するためには税務もわかる弁護士が必要だと痛感し、弁護士を目指しました。

また、相続税路線価の作成業務にも携わり、不動産鑑定士として不動産鑑定業に従事してきましたので、不動産の評価にも詳しいと自負しております。この経験を活かし、法務と税務のお悩みをワンストップで解決していきます。

弁護士 小松 真理(こまつ まり)-香川県弁護士会

小松真理弁護士の写真
  • 主な経歴
    • 香川県綾歌郡宇多津町生まれ
    • 坂出市立東部中学校卒業
    • 香川県立丸亀高等学校 卒業
    • 奈良女子大学 文学部卒業
    • 東京国税局入局
    • 以後、東京国税局管内の税務署にて主に相続税を中心に税務行政に携わる。
    • 不動産鑑定士 登録
    • 司法修習(東京)
    • マリトラスト税務法律事務所(香川県弁護士会登録) 開業
    • マリトラスト不動産鑑定所 (公益社団法人香川県不動産鑑定士協会会員)開業

事務所概要/OFFICE

名称 マリトラスト税務法律事務所
代表弁護士 小松 真理(こまつ まり)
所在地 〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町3565-1
電話番号/FAX番号 TEL:0877-43-7682 / FAX:0877-43-7683
対応時間 平日9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能)
事務所外観