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相続の対象となる財産と方法について

相続財産とは、亡くなった方(被相続人)から、相続人に承継される財産全てのことを指し、遺産ともいいます。
相続財産は、プラスのものだけでなくマイナスのもの(借金など)も含みます。相続財産の例としては、不動産や預貯金、株式、借金などがあげられます。また、被相続人にのみ帰属する権利(一身専属権)や、祭祀物は相続財産に含まれません。一身専属権や祭祀物における相続財産に含まれないものの例としては、離婚請求権、根保証債務、年金受給権、生命保険金、仏壇などがあげられます。
もっとも生命保険金は受取人固有の財産として受け取ることができるため、相続財産にこそ含まれませんが、生命保険金額によっては特別受益に準じて、相続割合の調整などが行われる場合もあります。

 

相続の際は、遺産分割協議の前に、何が相続財産なのかを調査しなければなりません。
相続財産の調査は、はじめに、取引金融機関に問い合わせて預貯金や金融商品がないかを確認し、残高を確認します。どの金融機関に問い合わせるかは、被相続人の遺品であるキャッシュカードや通帳、郵便物、メールなどを手掛かりにします。次に、登記簿や登記識別情報などから不動産がないかを確認します。これは、法務局などに問い合わせることになります。
そのほか、株式や国債、住宅ローン、保証債務などの有無の確認も忘れないようにしましょう。

 

財産調査を怠り、あとになって相続財産が発覚すると、税金を滞納しているとしてペナルティを受けることがあります。さらにあとから借金の存在がわかっても、相続放棄をすることができなくなってしまうので、財産調査は注意深く行わなければなりません。

 

マリトラスト税務法律事務所では、ご相談に親身に対応し、的確で丁寧な法的アドバイスを行います。
香川県宇多津町、坂出市、丸亀市、高松市、善通寺市、多度津町、琴平町、まんのう町、観音寺市、三豊市ほか香川県全域、また近隣の徳島県、愛媛県からの相談にも対応しています。

相続手続きに関してお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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弁護士紹介/LAWYER

私は弁護士になる前、税務署職員として15年間、相続税の調査に従事し、100件を超える相続案件に接して参りました。その中で、遺産分割で揉めてしまい、多額の相続税を支払うことになってしまった方を数多く見てきました。

このことから、相続問題を真に解決するためには税務もわかる弁護士が必要だと痛感し、弁護士を目指しました。

また、相続税路線価の作成業務にも携わり、不動産鑑定士として不動産鑑定業に従事してきましたので、不動産の評価にも詳しいと自負しております。この経験を活かし、法務と税務のお悩みをワンストップで解決していきます。

弁護士 小松 真理(こまつ まり)-香川県弁護士会

小松真理弁護士の写真
  • 主な経歴
    • 香川県綾歌郡宇多津町生まれ
    • 坂出市立東部中学校卒業
    • 香川県立丸亀高等学校 卒業
    • 奈良女子大学 文学部卒業
    • 東京国税局入局
    • 以後、東京国税局管内の税務署にて主に相続税を中心に税務行政に携わる。
    • 不動産鑑定士 登録
    • 司法修習(東京)
    • マリトラスト税務法律事務所(香川県弁護士会登録) 開業
    • マリトラスト不動産鑑定所 (公益社団法人香川県不動産鑑定士協会会員)開業

事務所概要/OFFICE

名称 マリトラスト税務法律事務所
代表弁護士 小松 真理(こまつ まり)
所在地 〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町3565-1
電話番号/FAX番号 TEL:0877-43-7682 / FAX:0877-43-7683
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定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能)
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