相続と相続税申告

相続とは、親族の中でどなたかが亡くなったときに発生します（民法882条）。そのとき、亡くなった方の財産や借金は、原則として全て相続人と言われる親族たちに承継されることとなりますが（同法896条）、このような場面においては主にどのような問題に出会すことがあるのでしょうか。

まず、相続人になることができる人には、原則として民法上の規定があります。
例えば、子供（同法887条参照）、妻（同法890条）などはどのような場合でも法定相続人として数えられることとなります。
では、亡くなった方の両親や、兄弟姉妹などは相続人になることができるのでしょうか。
法律上は、原則として、亡くなった方に子供がいなかった場合に、初めてこれらの人々が相続人になることができます（同法889条1項）。

次に、相続税の問題です。
相続が起こった際には、相続された財産総額を計算し、総額が一定の金額を上回っていた場合には、相続税を支払う必要があります。具体的な相続税の算出方法については、このサイトで説明させていただきます。

また、相続は、全ての法定相続人に対して起こるわけではありません。中には、亡くなった方には財産がなく、借金のみを承継しなければならない、ということもあるでしょう。
そのような場合には、相続を放棄すること（同法938条）や、相続によって得た財産の限度のみで相続を承認する限定承認（同法922条）などの制度があります。

マリトラスト税務法律事務所は、宇多津町、丸亀市、坂出市を中心に、相続、生前贈与、不動産相続に関する問題を取り扱っております。お客様が抱える不安や心配を取り除けるよう、迅速に解決へ導きます。
香川県、愛媛県、徳島県にお住まいの方は、ぜひマリトラスト税務法律事務所までご相談ください。