遺言書 保管 法

  • 遺言書の作成・保管

    遺言書の作成・保管の方について説明します。まず一番一般的で簡易的に作成できるのが、自筆証書遺言です。この遺言は形式自由で、自身の署名と押印があれば作成することができます。もっとも、基本的には個人で作成して個人で保管することになるため、盗難・改ざんなどの恐れもあり、信用性が担保できないということから、しばしばトラ...

  • 遺言書の種類と効力

    作成者の意思を死後に反映することのできる遺言書ですが、これには3種類あります。自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言です。上記3種類の遺言には、それぞれ作成方に特徴があり、メリットもデメリットもあるため、どの方で作成するかは考えなければなりません。 遺言書の効力はすべて遺言者の死後に生じます。そのため、遺言...

  • 不動産相続に必要な書類と手続き

    まず、個人の遺言書の有無を確認します。遺言書があった場合は、遺言書にしたがって遺産分割を行います。遺言書がない場合は、全ての相続人で話し合いをして、誰がどの遺産を受け取るのかを決定し、「遺産分割協議書」にまとめます。 相続財産の分割の方が決まったら、務局で不動産の名義変更をする必要があります。相続の登記をする...

  • 相続手続きの流れと期間について

    また、被相続人が遺言書を残していないかの確認もします。 ③相続の対象となる遺産の確定遺産がどれほどあるのかを確認します。故人宅で手がかりを探す、金融機関に残高照会するなどし、遺産リストを作成します。借金などの債務がないかも確認します。 ④相続放棄・限定承認の判断相続放棄や限定承認をすると決めた場合は、裁判所に申述...

  • 信託・家族信託とは

    信託にもさまざまな種類があり、個人のための信託や人のための信託、公益・福祉のための信託などがあります。特に家族信託というのは、老後における自己の財産を家族に管理してもらい、最終的には承継してもらうこともできます。似たような制度としては成年後見制度もありますが、自身で選んだ家族に任せることができる点や、成年後見制...

  • 生前贈与とは

    生前贈与でお困りの場合は、マリトラスト税務律事務所までご相談ください。当事務所では、相続全般に関するご相談から、相続税、不動産相続のご相談など、様々なご相談を承っております。香川県宇多津町、坂出市、丸亀市、高松市、善通寺市、多度津町、琴平町、まんのう町、観音寺市、三豊市ほか香川県全域、また近隣の徳島県、愛媛県に...

  • 相続対策を生前から考えることの重要性

    相続が開始すると、相続人はさまざまな手続き・話し合いを経て律関係を確定していかなければなりません。また、相続開始後は、本人はもちろん亡くなっているので、口を挟みたくても何も言うことができません。そこで、生前対策は、生前のうちから自己の遺志を確定し、周囲に知らせることができる点で重要だといえます。たとえば、自身が...

  • 借地権の評価方法

    ただし、契約時から権利者に帰属する経済的利益に変化がないなどの理由で、課税上特に弊害がなければ、簡便での計算を行います。また、定期借地権等の評価明細書を使用して評価することもできます。 ■一時使用目的の借地権一時使用目的の借地権は、借地権や定期借地権より弱い権利であって、「雑種地の賃借権」の評価方に準じて評価...

  • 借地権を相続・売却に必要な手続き

    マリトラスト税務律事務所では、相続全般に関するご相談から、相続税、不動産相続、生前対策のご相談など、様々なご相談を承っております。香川県宇多津町、坂出市、丸亀市、高松市、善通寺市、多度津町、琴平町、まんのう町、観音寺市、三豊市ほか香川県全域、また近隣の徳島県、愛媛県にお住まいの方の、的なお悩み解決のお手伝いを...

  • 住宅ローンがある不動産を相続する

    そこで、抵当権の抹消登記手続きを務局で行う必要があります。 マリトラスト税務律事務所では、相続全般に関するご相談から、相続税、不動産相続、生前対策のご相談など、様々なご相談を承っております。香川県宇多津町、坂出市、丸亀市、高松市、善通寺市、多度津町、琴平町、まんのう町、観音寺市、三豊市ほか香川県全域、また近隣...

  • 相続財産が不動産しかない場合の遺産分割について

    そこで、遺産分割の方を3つご紹介します。 ■相続人の共有不動産にする不動産の権利を相続人全員で共有して持つ、共有分割という方があります。権利関係が複雑になるというデメリットがあり、不動産を共有にすると、売却等の処分を行う際は、共有する全員の承諾が必要になります。そして、共有する相続人が死亡した場合は、その相続...

  • 不動産の評価はどのように決まる?

    不動産の評価方には、固定資産税評価額、路線価、時価などの評価方があります。 ■固定資産税評価額固定資産税評価額とは、固定資産税の納税通知書に記載されている不動産の評価額で、すぐに確認できる金額になります。 ■路線価路線価とは、国が相続税贈与税の課税をするために定めた価格であり、都市部の土地であれば、ほとんどに...

  • 相続における弁護士・税理士・不動産鑑定士の役割とは

    人が亡くなったときに、亡くなった方(被相続人)の権利義務は親族(相続人)に承継されます(民882条、896条)。この相続においては、多数の利害関係者間の対立によって問題が起こることがありますが、実は、起こる問題や相談の内容によって、相談しなければならない相手が異なります。今回は、相続を仕事の1つとしている弁護士...

  • 相続税申告が必要になるケースと計算方法について

    人が亡くなったとき、亡くなった方(被相続人)の財産や借金が相続人に対して承継されます(民882条、896条)。相続時に承継される金額が一定以上の場合は、相続人は税務署に対して相続税を納めなければなりません。では、相続税はどのように計算されるのでしょうか。以下説明します。 1 財産額を計算するまずは、被相続人が遺...

  • 相続放棄と限定承認の違い

    律上、被相続人が亡くなると、被相続人が有していた財産は、自動的に相続人に帰属するということとされています(民896条)。ただし、私たちの意思を無視して相続を強制されるということではありません。私たちには、その相続財産を実際に相続するのかどうかを選択することができます。相続放棄や限定承認は、その選択肢のうちの一...

  • 相続放棄を行った方が良いケースについて

    律上、被相続人が亡くなると、被相続人が有していた財産は、直ちに相続人に帰属するということになっています(民896条)。つまり、簡単に言い換えると、律上は「自動的に」財産が帰属するということです。ただし、自動的に帰属することになっているのは、あくまで、被相続人の死後、「誰のものでもない財産」が発生してしまうの...

  • 相続人による財産の使い込みが発覚した時の対応

    もちろん、律上正当な理由なく使い込まれた遺産について返還を請求することができます。では、具体的にどのような方があるのでしょうか。 ■まずは直接請求する初めから訴訟を提起するという手段をとるよりは、まず直接返還請求を試みることが考えられます。相手としても、的手段に移行されることは良いことではないと思われますか...

  • 遺留分侵害額請求権とは

    遺留分とは、律によって相続人が最低でもこれだけは相続できるとされている財産のことをいいます。 遺留分は、被相続人の兄弟姉妹以外の相続人に対して保証されています(1042条1項柱書)。兄弟姉妹以外の相続人、とされているので、配偶者と子、父母ということになります。 ■遺留分算定遺留分を算定するには、「遺留分割合×遺...

  • 遺産分割協議とは

    遺産分割の方は3つあります。まず、被相続人の遺言があればこれに従います。これがない場合に行うのが遺産分割協議の方です。遺産分割協議は必ず相続人全員で行い、話し合いで決定します。遺産分割協議では話がまとまらなかった場合には、家庭裁判所に申し立てを行い、調停や審判で決定することになります。遺産分割協議で紛争が生じ...

  • 相続の対象となる財産と方法について

    これは、務局などに問い合わせることになります。そのほか、株式や国債、住宅ローン、保証債務などの有無の確認も忘れないようにしましょう。 財産調査を怠り、あとになって相続財産が発覚すると、税金を滞納しているとしてペナルティを受けることがあります。さらにあとから借金の存在がわかっても、相続放棄をすることができなくなっ...

  • 相続人は誰がなれる?法定相続人と法定相続分について

    これらは、民によって定められているので、基本的には民の規定に従うことになります。まず、定相続人の範囲をご説明します。故人の配偶者は常に相続人になります(内縁関係では相続人となることができません)。配偶者以外は、第1順位から第3順位までの順序で相続人となります。第1順位の人がいない場合に、第2順位、第3順位の...

当事務所が提供する基礎知識/KNOWLEDGE

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弁護士紹介/LAWYER

私は弁護士になる前、税務署職員として15年間、相続税の調査に従事し、100件を超える相続案件に接して参りました。その中で、遺産分割で揉めてしまい、多額の相続税を支払うことになってしまった方を数多く見てきました。

このことから、相続問題を真に解決するためには税務もわかる弁護士が必要だと痛感し、弁護士を目指しました。

また、相続税路線価の作成業務にも携わり、不動産鑑定士として不動産鑑定業に従事してきましたので、不動産の評価にも詳しいと自負しております。この経験を活かし、法務と税務のお悩みをワンストップで解決していきます。

弁護士 小松 真理(こまつ まり)-香川県弁護士会

小松真理弁護士の写真
  • 主な経歴
    • 香川県綾歌郡宇多津町生まれ
    • 坂出市立東部中学校卒業
    • 香川県立丸亀高等学校 卒業
    • 奈良女子大学 文学部卒業
    • 東京国税局入局
    • 以後、東京国税局管内の税務署にて主に相続税を中心に税務行政に携わる。
    • 不動産鑑定士 登録
    • 司法修習(東京)
    • マリトラスト税務法律事務所(香川県弁護士会登録) 開業
    • マリトラスト不動産鑑定所 (公益社団法人香川県不動産鑑定士協会会員)開業

事務所概要/OFFICE

名称 マリトラスト税務法律事務所
代表弁護士 小松 真理(こまつ まり)
所在地 〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町3565-1
電話番号/FAX番号 TEL:0877-43-7682 / FAX:0877-43-7683
対応時間 平日9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能)
事務所外観